産科

産科

◆産科の外来診察は、主に妊娠16週以降の妊婦定期健診(妊婦健診)を行っております。

当院では安全で快適な分娩を目指しています。
妊娠、分娩、育児に対する不安をできるだけ小さくし安心して出産を迎えられるように
産婦人科専門医、助産師、看護師がサポートさせていただきます。

妊娠中に異常を認めた場合は、入院を含め24時間体制でフォローいたします。
何かありましたら、いつでもご連絡下さい。




初めて妊婦健診でご来院される方へ

予約制

完全予約制なっております。
「外来診療受付のご案内」

他院からの転院や里帰り健診の方もご予約の上必ず紹介状と健康保険証をご持参ください。
「里帰り分娩」

フリーダイヤル(携帯電話可)

0120149489

【電話予約受付時間】

  • 月・火・水・金:AM 8:30~PM 6:00
  • 木・土  :AM 8:30~PM 3:00

妊婦定期健診の診察についてHealth check

妊娠15週6日まで 妊娠16週~35週6日まで 妊娠36週~出産まで 産後健診
1診 1診・2診交互の 受診です
2診

1診・2診の各曜日の担当医についてはこちら

  • ◆母子手帳は医師の指示のもと、住民票のおいてある市町村の役所で発行してもらってください。
  • ◆当院での分娩を希望される方は、外来受付で予約申し込みをしてください。
     一定数になりますと予約を締め切らせていただきますので、予約はお早めにお願いします。

出産までの流れFlow of up to birth

妊娠12週以降

医師からの指示のもと
母子手帳と妊婦健康診査受診票の交付を受ける
妊娠初期検査

妊娠24週未満

定期健診頻度:4週間に1回

毎回:血圧、体重測定、尿検査、胎児超音波検査
12週頃:妊娠初期検査(血液検査・感染症・子宮頸癌など)
16週~:前期母親学級の参加
20週~:安産体操の参加

※現在、母親学級は再開しております。

妊娠24週~36週未満

定期健診頻度:2週間に1回

毎回:血圧、体重測定、尿検査、胎児超音波検査
24週頃:血液検査
28週~:後期母親学級の参加
34週頃:血液検査、B群溶連菌の検査(おりものを検査)

妊娠24週~36週未満

定期健診頻度:1週間に1回

毎回:血圧、体重測定、尿検査、胎児超音波検査(隔週)
35週~出産まで隔週:胎児心拍モニタリング(NST検査)


緊急時の対応Emergency response

当院では、お母様に切迫早産、双胎、妊娠高血圧症などの妊娠合併症の管理、前置胎盤、常位胎盤早期剥離、産科危機的出血などの緊急事態が発生した場合にはOGCS(産婦人科診療相互援助システム)、また胎児、赤ちゃんに緊急事態が発生した場合はNMCS(新生児診療相互援助システム)により認定病院へ緊急搬送しています。
【主な搬送病院】大阪市立総合医療センター・北野病院・淀川キリスト教病院など


外来保健相談Health counseling

妊娠中の異常を予防し、健康で楽しく、充実したマタニティライフを過ごしていただくために、助産師による妊娠、分娩、育児について外来保険相談を個別に実施します。
妊娠中の気になることや不安など、ちょっとした出来事など何でもご相談ください。また、どんな出産をしたいか希望や期待や不安を「バースプラン」に書いていただき、一緒に考えていきます。

  • 初期:妊婦8~14週頃
  • 中期:妊娠24~28週頃
  • 後期:妊娠35~36週頃(NST検査)

4Dエコー Voluson E10

当院では、次世代イメージング超音波画像診断装置

【Voluson E10】を使用しています。

3Dエコーに時間の要素を加えたものです。3Dでも、従来の二次元的な画像では得られない立体感を描出しますが、4Dエコーを導入では、立体的な画像がリアルタイムで動画として描出できるようになりました。
これによって、これまでの静止した赤ちゃんの画像ではなく、お母さんのお腹にいる赤ちゃんの動いている様子をリアルタイムで見る事ができます。
さらに3Dでは難しかった赤ちゃんの心臓の早い動きにも対応するようになりました。

胎児診断・出生前診断について

生まれてくる赤ちゃんが先天的な病気や異常をもっているかを調べる検査のことを出生前診断といいます。
検査により赤ちゃんの状態を知ることで、妊婦さんや赤ちゃんの体を守り、それぞれの状況にあった準備を進めていくために行われるものです。
その一方で、診断がつくことで悩みが増える場合もあります。

当院では妊娠初期より精密超音波検査(NTなどを含めた)を行っております。(院長2013年にNT認定取得)
超音波検査は、非確定的検査であり、超音波検査で何らかの異常を認める場合には、説明の上で当院で胎児精査を行い必要時にNIPT検査や確定的検査(羊水検査・絨毛検査)をお勧めする事もございます。
明らかな異常を認めなくても上記の検査を希望される場合は、お気軽にご相談ください。(大阪市総合医療センターやクリフム夫律子マタニティクリニックなど、患者様のご希望の医院を紹介させて頂きます)

なお、NIPTや羊水検査や絨毛検査で異常が無いという事が、胎児の臓器異常が無いということではありません。
そのため、どの時期においても胎児超音波検査で各臓器の異常が無いかをしっかりスクリーニングさせて頂いております。
その他にも出生直後に手術などの治療が必要な場合や多臓器異常による染色体異常を疑う場合には、他院(大阪市総合医療センターや北野病院や淀川キリスト教病院など)を紹介させて頂いております。

※赤ちゃんの体位により、見られない事もありますのでご了承ください。

妊娠初期胎児精査外来

どんな人が受ける検査?
ダウン症をはじめとした染色体の病気は高齢妊娠で増加します。このような胎児の染色体の病気が心配な人、前の妊娠で赤ちゃんに病気がみつかった人、羊水検査や絨毛検査を考えている人などが対象の任意の検査です。勿論それ以外の方でも受けることができます。
どんな検査?
超音波検査で妊娠12週〜13週で行います。赤ちゃんの①頭や首の後ろの浮腫み(NT)②鼻の骨③三尖弁(心臓の弁)の血流 ④静脈(へその緒から心臓に向かう血管)⑤心拍数を観察して、染色体の病気(主に21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミーなど)の確率を判定します。その他、赤ちゃんに大きな異常がないかを調べる検査です。
※これらの計測は、技術的に難しく、時間を要することもあるため、一般の妊婦健診ではほとんど観察しません。またFMFというイギリスの胎児医学団体の認定資格が推奨されています。日本ではこの認定医師は少なく、どこの産婦人科でも受けることのできる検査ではありません。 また①のNTは15-16週以降は染色体異常の有無にかかわらず消失し、後からでは判定は不可能となります。特にダウン症の50-60%には妊娠中期以降の目立つ超音波所見(心臓の異常など)が乏しく、この時期以降の検出が難しい場合があります。
胎児への影響は?
超音波検査なので胎児への危険性や、流産の危険性などはありません
検査時間は?
約30分です。赤ちゃんの向きや子宮の状態によってさらに時間がかかる場合があります。どうしても見えない場合後日になる場合があります。
検査は下記の資格保持者が計測し、当日に結果の説明をいたします。また必要であれば遺伝カウンセリングなども施行いたします。(FMF資格保持者、超音波専門医、臨床遺伝専門医)

妊婦健診で撮影したエコー動画を、パソコン・携帯電話・スマートフォン・タブレット端末で、いつでも、どこでも閲覧できるサービス「エンジェルメモリー」を導入しています。かんたんな操作で、お腹の中の赤ちゃんと手軽にご対面できます。

ご出産祝いに『フォトブック』をプレゼント!



当院では、ご出産されたお母さまへ、動画で残すフォトブック「Birth~Hello My Baby~」をお贈りしております。当院スタッフととお母さまが撮影した写真と動画でつくる、世界で1冊だけの特別なフォトブックです。

写真にスマホをかざすと
写真が動く!?